stu bank info

RIKUZEN-TAKATA PHOTO GALLERY

NEW

活動報告 click!!

  • 今後の作業につきまして - 皆様お疲れ様です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年より引き続き新型コロナウイルス感染防止のため作業を中止しております。今後の作業再開についてはKRAさんの判断を以てこちらでお知らせいたします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
    3 年前

2011年4月5日火曜日

NFK支援部隊/南相馬へ

卍NFK東北震災基金FUND卍
NFK支援部隊/南相馬へ

テッペイ君  mixi 日記より           2011年04月01日23:24


NFK/東北震災で俺達に出来る事

こんばんわ。
以前書いた日記に載せた、NFK震災基金で集まった皆さんの気持ちの
一部をお預かりし、明日 福島県南相馬市へ
物資を届けに行かせていただきます!

今回一緒に行動をする 親友のオヤ。
彼は新宿で長いこと飲食業を経営してるので、
飲食業者しか入れない 業者御用達のメガスーパーに
買い出しに行けて、無事物資も調達出来ました。 
都内も 買いだめは全く出来ない状態だから、
オヤが飲食で本当に運が良かった!

あとは 一番必要としている方達に届けるだけです。

俺らに出来る最善の行動は何なのか?
ひたすら自分達に問い続けて、現地で生の声を聞き
行動してきます!!!
帰ってきたら またレポート書きます。
行ってきます!




2011年04月03日23:28

NFK支援部隊/南相馬へ





こんばんわ 昨日の深夜、無事東京へ帰ってきました!
現地は・・・地獄です
目の当たりにしてたその瞬間も、帰って一日たった今現在も、
どっか 夢でも見てたような、現実味のない感じで
うまく言葉に出来ません
体になんかドォーンって入ったような変な状態です
でも、確かにこの目で見た。
感じた全てを、行かせて貰えた自分の義務として
何回かに分けて伝えさせていただきます

今回の大震災、確実に長期戦になります
しかも福島には 放射能が、、、
生き残った方々にとって、本当に大変なのはこれからです
今を生きる俺達は 情報が多すぎて、すぐに何でも忘れてしまう
でも、今回はそうはいかないと限界感じました。
見渡す限りの 瓦礫だけの景色
海辺の住宅地がまるごと消えてた
おじいちゃんが瓦礫の下の家族を探してた
自分達には いったい 何ができるんでしょうか?




2011年04月05日01:15
NFK支援部隊/南相馬へ 2        
     
4月2日 am5:30。 今回の相棒・オヤと新宿百人町で合流

救援物資は ほぼ食料品。 

オヤのおかげで、飲食業者御用達のメガスーパー
「METRO」でタップリと買い出しが出来た



あとは本当に必要としてる人達に届けるだけだ!
いざ 出発!!!

その日が土曜だった事もあって、とにかく渋滞に巻き込まれるのだけは
イヤだった

速効で高速に入って、交通規制がかかっていないはずの
東北道から福島飯坂へ向かう事に決める 
そして115号から、目指すは福島県南相馬市原町区へ!

ルートは決まった。車も流れてる。順調だ

と、突然オヤ 「あ!?忘れた!」
「何が?」

実は二人で前日まで どうすればスムーズに南相馬へ行けるのか、と
色々情報を調べていて、
「南相馬市 支援物資 運搬中」と印刷したプレートの様な物を
フロントに置いておけば、給油の時とか早めに入れて貰える場合がある
という情報を入手していたので、
すぐにウチで作って オヤに預けていたのだ
それをオヤは チャリのカゴに入れたままだと言う

非難し続けてもしょうがない。取りに戻る時間も無い
「手書きで良いんじゃない?」とオヤ
おもむろに余ってたダンボールを千切りだし、
当り前の様に その交通手形を張り付けた


一見ふざけて見えるが、この手形が後々現地でコミュニケーションを
生み出すキッカケとなった
南相馬へスムーズに行く役には勿論ならなかった

気を取り直してガンガン突き進む
「給油が出来なくて、ガス欠で車を置いて帰る人もいるらしい」
という情報を得ていたので、那須高原サービスエリアで早めの給油

にも関わらず、すでに給油渋滞。30分並ぶ
後ろからみるみる給油待ちの列が伸びていく。コエ~ 

無事満タンに出来、しばらくガス欠の心配はしなくて済みそうだ
再び出発!
どんどん目的地へと近付いていくが、せいぜい屋根の瓦が
少し落ちたのかな?って形跡が見えるだけで、普通の田舎の風景だ

原発の立ち入り禁止区域を避けるルートなので、福島市の方から大周りに 上ったり下ったりを繰り返す山道を進む

その内 牧場で放し飼いにしてる牛達を見かける様になってきた

「ん!?」
「やばい! オヤ窓閉めろ!」

そこが飯館村だった
事前に南相馬で働いている方から聞いていた情報で、飯館村は
ここらで一番放射線量が高い地域だから
車で通る時は窓を開けないように、との忠告をいただいていたのだ

数十頭の牛達を横目に通り過ぎて行く
「飯館牛」という看板が目に入る
きっと この村の方々が、誇りを持って
わが子のように育て上げてきた牛達なのだろう

だけど今は 放射能による危険地域とされていて、
と いう事は、この牛達はこれから、、、

二人とも口数が減る

しかし車は走る。ナビに導かれるまま。南相馬市原町区市街へ

そして着いた原町区
街には 何の被害も見えなかった。壊れた建物も無いし

ただ 人がほとんど見当たらない
この街は原発から30km圏内の屋内退避区域だったのだ

街はきれい。それはすごく良い事なんだけども
勝手な思い込みで 街も被害があるんだろうな、と思ってしまっていた
現地で声を集めようにも人がいない

一瞬 支援に来る場所間違えたか!?と思ってしまったけど
仕入れていた情報によると 海辺の北泉という地域が
酷い被害にあっているとの事だったので、
すぐに気を取り直し北泉へと向かう

何事も無かったかの様な街並みが続く

どんどん田舎の風景になっていく

それが突然、本当に突然、景色が全て変わった









/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

NFK支援部隊/南相馬へ  (後編)
http://stu2011.blogspot.com/2011/04/blog-post_10.html

 /////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

卍NFK東北震災基金FUND卍 
MOTOYAN
http://nfkffnfk.blogspot.com/2011/03/nfk.html

三菱東京UFJ銀行 尾山台支店 普通 3899325 ウスイ ヒデユキ
paypal:
maguro999@hotmail.com

募金箱設置協力店REZARhttp://blog.rezar.shop-pro.jp/
920-0022 石川県金沢市北安江3-13-16 土本ビル
TEL/FAX:076-224-1472