メンバーは
1.おれごとき
2.ババッチ
3.マコナビ
4.らっちさん
5.寅之助
6.雷蔵
まず向かった先は、いつもお世話になってます鹿折のK原さん宅。




先日中目黒ドンキホーテでゲットしてきた物資ととおるちゃんが持ってきてくれた物資をお届けにあがりました。
そして、この日はうちの奥さんが仕事だもんで、おれたちが陸前高田でガレキやっつけてる間、K原さんにうちのコたちを見てていただくことになってました。お世話になりやす。
では、行きますか。






(photo: ショベルさん)
長洞のファントム部隊のベース基地に到着すると、FIVE-SIX石黒先輩率いる56炊き出し部隊の朝ごはんをまずはかっこむ!
ごちそうさまでした
そして、

リーダー、お疲れさまです!きょうはよろしくお願いします!

SxTxU記録班のショベル先輩。おつです!

あこがれの戦場カメラマン!共同通信社の原田浩司氏!今回二回目のファントム部隊の参加!オツカレサマデス!

そして!俺の尊敬する写真家のひとり、名越啓介氏も!おおおおお。。。
明友館の取材を続けておられてるそうでして、この日は千葉さんと共に長洞にいらしておりました。

「ヘルメットは俺のやる気スイッチなんだ!」マコナビさんw。

そして、出発。今回は3班ぐらいにわかれて目指すところはバラバラ。
俺達ガラクタレンジャーは成田さんと同じ班でした。


道はまだこんなんでした。生で走るとけっこうコワイ。

そして到着。小さな港みたいなところにある民家のまわりのガレキ撤去作業とのことです。



俺 達 S x T x U !




道端に散乱していた瓦をすべて取り除く。
これが、けっこう大変。。。いや、大変じゃない作業なんてひとつもないんですけどね。


拾い集めてリアカーに積む。それをガレキ棄て場まで坂を下りながら持っていく。

ちゃんと働いてるか俺達を見張るスターウォーズ。


もうくたばりだしたチョッパージャーナル変臭長殿!
「時間が経つのがきょうはまぢおせえ!」
がんばっぺし!!!


原田さんもカメラを降ろしていっしょに汗流す!



側溝の泥スクイはもはやデフォ。

外せるフタはすべて外す。そして、泥スクイ。



うちの中からいらなくなってものをすべて運び出すリーダー率いるファントム部隊。

それを見守るおばあちゃんたち。



ちょっと一休み。。。今回はかなり重労働!



そしてまた始まる重労働!

原田さんは民家の主、O和田さんにインタビューされておりました。




まだまだ泥スクイも続く。
泥だらけになって働く。




ガラスの浮き球を丘の上から持ってくる隊員たち。
そして、今回の一番ハードだった作業がこれ。






海から流れてきた流木の撤去作業!

リーダー、血管ブチギレる寸前!!!



楽しそうに見えるが、実際はものすごい重量。転がすしかない!


リアカーに載せて棄てたり、

ふたりで運んだり。

いや~~~疲れた!!!

流木完了!
では、基地にいったん戻ってメシにしやすか!




この日の昼飯は、牛丼!

「はい、どうぞ!」
いただきやす!!!

うまかったっす!

あ、おさむさん、ちーっすっすっす!先日はどうもでした!
となりにいる女性の方は、某テレビ局の方。今回うちらの活動を取材されておりました。美人さんでしたw。
そして、午後は、絶対に行かなきゃいけないところがありまして。
気仙沼ジャスコでやるイベント、「響げ!」の写真を撮ること。
いかねば。
午前中の重労働で、もはや虫の息となり、午後は逃げる気マンマンのマコナビ脱走兵に連れてっていただくことに。
AZS!助かりやす!
まずは陸前高田から気仙沼のK原さん宅に行きます。
子供達を連れてジャスコ行きやしょう。


川で遊んでたこどもたちを呼び戻して、

まこなびさんのクルマに積み込み、レッツゴー!


気仙沼のメインストリート。東浜街道との交差点。
3月の震災直後の景色を知ってると、いまのこの光景を目にすると、なんだかとてもうれしくなりました。
道端にクルマが転がり、店舗にクルマが刺さっていたあの頃とは大違い。
間違いなく前に進んでいることが目に見えてわかるこの安心感。



会場のイオンの駐車場は活気で溢れてました。
ついこないだまで、自衛隊さんの基地だったこの駐車場が。なんか、こみ上げてくるものがありました。胸熱。。。



浴衣を着た女の子たちが会場に華を添えてました。
午前中の地獄と比べ、午後のイオンのこの駐車場はパラダイス!
復興の祭りはこうでねえと!









オトナからコドモまで、みんな笑顔で溢れていました。いい祭りや~~~。
天気も雨降らなくてよかった!




子供達も金魚すくいしたりして楽しんでました。


オンナノコ、いいなあw。うちは息子3人だからなあw。


たこやき買ってあげるよ!こどもたちで食いなはれや!

いい祭りやった。。。ありがとうイオン。そして、主催者のみなさん、お疲れ様でした!
復興の祭り!これや!なにがこれや!かわかりませんが、これや!

K原さん宅に戻り、隣の空き地でマコナビさん、撃沈。おつかれっすw。
俺も隣で少し寝てまして、起きて子供達の様子でも見に行こうと思って、クルマを出てみると、

あ、

リンリンしとる!楽しそうw。

おかえんなさい!
「リュウくんの小学校行ってた!」

「わたし、もうかえらなきゃ!」byユリちゃん
一緒に遊んでくれてありがとね!

祭りでゲットした金魚をペットボトル水槽にいれてもらった寅之助w。
そして、今回もっとも驚いたのが、

あ!たっとる!



そして、うおおお!歩いた!!!マヂカ!!!!すげえ!!!!

スクスク成長してる。気仙沼の復興とともに育つリキくん。俺の中の気仙沼の復興のシンボル。これからだぜ!っていう気持ちになる。このコ見てると。

このあとうちのリーダーが「いつももとやんくんがお世話になってるK原さんに一度ご挨拶さしていただきたい。」と仰ってまして、夕方ファントム部隊がK原さん宅に集結。
「もしご迷惑でなかったら物資を置かせていただきたい」とのリーダーからの申し入れに、困った表情をされるK原さん。
「ほ、本当にいいんですか???」
うちらが物資を持っていくといつもこの顔をなされるのですw。






運ぶ。運ぶ。運ぶ。運び入れる。
個人宅の民家なので、あまりたくさんの物資を置くと、かえって迷惑になるんじゃないかとリーダーと心配しておりましたが、K原さん「全部置いてってくださるのであれば、とてもうれしいです。。。」とのこと。
そして、ここから、K原さんによっていろいろな人たちのところへ配ってくださるのでした。
いつもありがとうございます!俺達だけじゃそんな細かく配れないので、本当に感謝です。

すべての荷物を降ろし終わったあと、

みんなで集合写真!いい顔してますぜ!サイコーっす!

日も暮れはじめた夕方の気仙沼。
えがった。ほんとえがった。サイコーな日曜日。サイコーなファントム部隊。
また来ます!

「はむはぁ~~!おいちい!おいちいよ~~~ごきゅるるるる~~~!!!!」
帰りのサービスエリアでなんか食ってるまこなびさんw。お疲れ様でした~!
さて、東京までひとっ走りっすな!がんばりやしょう!家に帰るまでが救援活動!
今回も、SxTxUサポーターのみなさんからの熱いカンパのおかげで、現地で活動することができました!
みなさん、いつも本当にありがとうございます!そして、これからもどうぞよろしくお願いします!
次回のファントム部隊は8月の最後、25日(土)26日(日)の予定であります。
もちろん俺は参加します。来れるヒトはぜひぜひ!
後日談。
家に帰ってきた月曜日の朝。見慣れない番号から電話が。
ダレだろう?と思って出てみると、
「気仙沼の鹿折小学校の小野寺と申します。」
!!!!!!!!鹿小の校長先生じゃございませんか!!!!!!!
おおおお、、、と興奮気味の挨拶を済ませると、
「私、あまりブログというものが得意じゃないのですが、ある方から「先生のお手紙がインターネットに出てますよ。」と教えていただきまして。わざわざブログにあげていただきまして、本当にありがとうございます。。。」
おおおお。。。。おおおおおお。。。。。。とんでもございません。。。。。
「いつも手厚いご支援、本当に心から感謝しております。ところでブログに出てくる「K原さん」というのは、、、?」
あああ。あれは梶原さんでございます。
「おおお!梶原さんですか!がしかし、本校には何名か梶原姓の方がいらっしゃるので、、、」
「3年生のリュウくんです。」と言ったら、
「おおおおおお!!!!本当だ!!!!リュウがピースしてる写真が載っとる!!!写っとる!!!!!本当だ!!!!」
かなり興奮なさっておられましたw。
「私がいる避難所は、K原さん宅の斜め向かいなんです。私の家は土台を残してすべて流されました。15年のローンも残っております。がしかし、いまでは家が流されたことを自慢にしています!わっはっは!!!」
「こうしてみなさんからの手厚い御好意を受けまして、これは災害というのもまんざらではないなw、という気持ちにさせていただきましたw。」
「帰り道にK原さん宅によって、奥さんをしからなければ!なんで臼井さんを私のところに連れてこないんだ!と!ガハハハハ!ブログに「また来ます!」と書いてらしたので、いつこられるのかと思っていたら、昨日来てらしたとは。。。」
なんか元気が出ました。校長と話してると、なにか胸から熱いモノが込み上げてきて、また涙が出そうに、、、最近涙腺が緩いなあ。胸熱が多い。。。
K原さん、これからもどうぞ鹿折小の子供達のことよろしくお願いします。
も
(NO FUTURE TOKYOにも貼ってあります。)