この、陸前高田消防団員の方がなにを食われているかわかりますか?
チマキです。
おれはこの姿を、広田小学校の2階の校舎から、ジッと眺めておりました。
そこから聞こえてくるのは、「う、うめえ。。。このチマキ、まぢうめえ。。。モグモグ。。。」
避難所の中でおじいちゃんにマッサージをしていたこの美人な女性に、うちの息子寅之助は
発泡スチロールのフタの上にたくさんチマキを載せてひとりひとりに配っていました。
このヒトのこのうれしそうな目。。。いや、しかし、キレイなヒトだなこのヒトw。
このチマキを用意してくださったのが、
おれとかマコの大先輩、五英睦川越支部の樋口さん。
この大掛かりな調理道具?蒸し器?を持って気仙沼入り。
おれたちの班は早朝6時に集合場所に合流したのですが、そのときにはすでにこの大掛かりな作業をされておりました。
見ているおれは、なにも手伝えないw。もう、まかせるしかないレベルw。圧巻でした。
本来SxTxUの活動の中で五英睦の先輩方の役割というものがありまして、それは
「支援者の支援」。要はおれたちの朝ごはんの炊き出しや、昼のお弁当を作ってくれる、お母さんみたいな存在なのです。
そしてもちろん「ほらもとやんw。チマキ、たくさん持っていきなw。お弁当だよw。」と数十個手渡してくださったのでした。
すげえうまそうだし、食いたいのはやまやまなんですが、こんなうまそうなチマキ、おれごときが食うのはもったいない、
ひとつでも多く被災者の方に食べていただきたい、と思い、おれは口にしなかったのですが、
おれのぶんがこのコに回ったほうが1000倍ありがてえことだな。
暖かい食べ物ですぐに食えるモノがとても喜ばれる、至極の一品の樋口さんのチマキでしたw(^^)
これは樋口さんにしか用意することができねえ。間違いなく。
ひとりひとりが自分にできることはなにか?を考えてる結果の物資でした。
樋口さんおつかれさまでした!今度おれも食いたいですw。