2011年6月6日月曜日

被災地写真: 東浜街道

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気仙沼市鹿折唐桑駅から5分ぐらいしたところには、何艘の船が打ち上げられている場所があります。
鹿折から気仙沼港エースポート方面に抜けることができる東浜街道。
あたり一面は津波の被害で壊滅状態。

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新浜町から鹿折唐桑駅方面を撮影。停まってるクルマはNFKババハイエース。
手前に写ってる船がどのぐらいの大きさかおわかりいただけるでしょうか。


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この東浜街道、ここから先気仙沼港へ抜けるのは通行止めで回り道しなければならないんですが
そこをお構いなしで行く白い小型車量。わナンバーってことはレンタカーですな。
自家用車を流された方かもしれません。急いで抜けて行かれてました。


俺は気仙沼が地元ではないので定かでないのですが、
グーグルマップを見てたらたまたま目に飛び込んできたのが「すがとよ酒店」の文字。

この辺りにあったんですな。。。

すがとよ酒店といえば

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5.29におさむさんが持ってきたこの復興祈願酒「負げねえぞ気仙沼」を作っておられる酒屋さん。

ホームページを見ると


「すがとよ酒店ホームページは
只今閉店中でございます

今回の震災により
店舗は全壊、祖父母を亡くし
父は行方不明となっております。

しかし、生かされた者として
立ち止まってばかりもおられません

現在仮店舗にて
営業を始めたばかりでございます

ネットショップ開店まで
今しばらくお待ちください」


とのこと。

(注文される方は、sugatoyo@gmail.comまで)


写真は先日小村さんことシンナー先輩が送ってくださった、仮店舗のすがとよ酒店。
酒が呑めない俺ごときですが、応援したくなります。



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この浜町、本浜町、新浜町といった地区にはすがとよ酒店のような商店や、食品加工工場、
そして冷蔵倉庫などが立ち並んでたと思われます。(グーグルマップを見て判断)

瓦礫と化した工場や倉庫の下には、水産物などがまだ大量に処分されないまま残っており、
春になって気温が高くなるにつれ腐敗が進み、ウジが沸き大量のハエも飛び回るようになってきているらしく、
風向き次第ではここから2kmぐらい離れたところに住むK原さん宅まで腐敗臭が届くとおっしゃってました。
臭いだけならまだしも、空気中に漂う悪い菌なんかも届いてしまったら、、、と思うとやはりマスクは必要だと思いました。

ただ、地元の方はもう慣れてられるのか、あまりマスクをされてる人をみかけないんですよね。
それとも欲しくても手に入らないのか。。。心配です。
できることなら子供たちだけでもいいから、マスクをしてほしいと思っています。

次行くときもマスクを大量に救援物資として持っていこう。。。