2011年5月4日水曜日

4.30 わんわん部隊in気仙沼-2

前回の日記
http://stu2011.blogspot.com/2011/05/430-in.html

陸前高田から気仙沼に戻り今回ペット支援で困っている方と気仙沼駅で待ち合わせをしていたんですがまだ時間があり港が近くにあるとの事で向かってみた。
ここは現在気仙沼から大島の間のフェリーが運航されました。
孤立した島にも物資が行くようになって少し安心しました。
しかしここにも津波の傷跡が沢山残っていました。

出航待ちをしていた漁船に津波が襲いかかり炎上した数々の船。




津波により陸に打ち上げられた中型マグロ漁船
こんな大きな物を簡単に流してしまう津波の威力!!





津波が襲ってきた時間をさしたまま止まった時計。


港街のイカリ
後ろ人が作った電信柱は簡単に曲がり倒れ掛かっているのに細く若い桜の木は花を咲かせていた。
ここでも自然の力の強さを思い知らせれました。

駅に戻り待ち合わせていた方と会い数々の物資をお渡ししました。
ここではペットの他にもしよろしかったらと子供のおもちゃもと要望がありましたので少しですが持ってきました。


帰り際家族の方から写真をと言って頂きました。
なんだかうれしかったす!


この家族は津波で家、職、車などすべてを失いました。
けど
命はある!!子供の為に頑張る!!
その覚悟の上の笑顔なんですよ!!
強さと優しさを感じました。

このように出会ったのには何か縁があったと思います。
俺は今後も少しながらでもこの家族の方を支援していこうと思います。


もう一人の女性の方はにゃんこを飼っている方で大変困っていました。
今回のCOLD TURKEYのみなさんから大量のにゃんこ用を預かっていたので
周りの方の分まで持って行ってもらいました。


 今回初めて現地入りした後輩。
様々な現地の状況を見て直に被災者と触れ合い戸惑いながらも頑張ってました。


兄弟はここでさとさんのおにぎり!!
うめぇ〜!!
元気がでるぜ!!
やはり人に力を与えるのは人の思いやり優しさなんですよね!!


それから気仙沼中学の避難所にペット同伴で避難している方がいると聞いていたので向かいました。
着くとそこではどこかの会社の方方が炊き出しにきていました。
人の想いなにより暖かい物が食べれるこれは被災者の方々の大きな力になるんだなと感じました。


俺らはそこにならんでいた子供達にお菓子袋を配りそれに喜び走り回る子供!!
それを見た大人達から笑顔がこぼれていました。


避難所の中を歩いていると赤ちゃんをおぶっている方に出会い何か必要な物を聞くと離乳食があればと!
そう今回ミルクは足りているとの情報でしたので、俺は離乳食を大量に購入していたんですよ!!
支援に行くには確かな情報が大切!!


赤ちゃんが元気に育つことを願い


そしてここ気仙沼中学にはペット用部屋を用意していてくれていてその部屋に伺ったんですがわんこ達もストレスで部屋に入ろうとした瞬間大声で吠え興奮したので颯爽と部屋を出て飼い主さんに外に来てもらい必要な物を渡し避難所を後にしました。



テレビでは材料の不足でなかなか進まない仮設住宅と報道されていましたが気仙沼中学ではかなりの数の仮設住宅が建設されていました。
まだまだとても足りないですが、復興に向けての様子がみられよかったです。
自分達が出来る事の気持ちが一段と強くなりました。