まず初めに此度の作業に関しまして、取り急ぎお断わりしておかなくてはいけない事がございます。
1. 此度の作業に関しましては、ボランティア保険が適用外となる事。
2. 此度の作業家屋自体は、直接的な津波の被害を受けていないという事。
上記2点をご留意の上、以下をお目通し頂き
ご参加頂けるかご検討ください。
これまでの経緯を、簡単にご説明させて頂きますと・・・
・ 震災の影響も若干あると思われますが、先日の大雪で屋根が崩落。
↓
・ トタン屋根の音が煩い、飛散の危険があると近所からの苦情。
↓
・ 風雨の季節の前までに、早期解体撤去を業者に依頼。
↓
・ 搬出車両の出入りが出来ない、市内での優先現場が多いとの理由で断られる。
↓
・ 自身での撤去を試みるも高齢(73歳)のため断念、知人に相談。
↓
・ 別のボランティア団体の方をご紹介されるも、解体経験が少ない為に難しいとの判断。
↓
・ そこで、解体等の先行作業が出来ないかと代表者の方が
KRA様に依頼。
↓
・ KRA様にて現地調査を行ったが、直接的に津波等の被害を受けていない等の理由から・・・
↓
・ 復興協会として受けるのは、難しい現場との判断が下されました。
以下、ご了承を頂いた上で
KRA様から頂戴したメールの一部を抜粋及び、転載させて頂きます。
成田さん、STUの皆様へ
いつも有難うございます、KRAの小倉です。
…今月もよろしくお願いいたしますです。
さて先程、お電話でお話させていただいた件ですが、
4月度の現場についてご相談いただきたく、メールを差し上げます。
先に情報を提示させていただきます。
中略
「ボラ部」「清掃部」で調査して来ました。
結果的に部内、上層部の判断は、「復興協会で受けるのは難しい活動」
という結論でした。
金銭的にゆとりが有るのにボランティアを頼むような方は当然、断るつもりでしたが、
実際に困ってる方がいて、頼まれるのでしたら我々も受諾したい状況では有りました。
ですが、やはり「被災していない現場」「専門性の高い現場」であったため、
今回、STUの皆さんに相談させていただきました。
以下、作業内容や問題点等が続き・・・
STUさんの方で検討後、不可であった場合でも。
〇〇さんたちのグループで活動には入りますので、率直にご判断頂いて結構です。
以上になりますが、
ご検討、よろしくお願い申し上げます。
・・・と、結ばれておりました。
今回
作業させて頂く家屋は、唐桑町にございます。
実際、唐桑町は津波による甚大な被害を受けている地域でもございますし
解体業者様がご依頼を受託できないのも、少なからず震災の影響ではと自分は思っております。
また何よりもこうして毎月、自分たちが作業させて頂けるのは
KRA様の多大なるご理解、ご協力があってこそだと思っておりますので
幾許かでもお力になれればと、此度は自分の独断で作業させて頂く事にしました。
語弊があり
御気に障られるようでしたら申し訳ございません、先に謝らさせて頂きます。
然しながら此度は、多少なりとも違和感を感じ
自身の方向性とは違うと判断された方は
お見送り頂いても構いませんので、遠慮なくその旨を
お申し付けください。
ということで此度の作業は、ボク個人のワガママでしかございません。
故に上記内容を踏まえた上で、それでもと仰って頂ける方がいらっしゃいましたら
来週の水曜日(23日)までに、お名前だけで結構でございますのでご連絡頂ければ幸いです。
此度は行政を通さない作業となりますので、当日の弁当等の手配の為だけに人数を
確定したいだけですので、生年月日等の氏名以外の情報は添付しなくても結構です。
また
26日の宿泊施設は、気仙沼市浜見山1-1 にあります
南町紫神社自治会館となります。
27日にいらっしゃられる方は、移動時間を考慮しまして
AM7:30までにはお集まり頂けますよう
併せて、宜しくお願い申し上げます。 (
自治会館の場所は、猪苗代病院の上になるそうです。)
続きまして、普段から我々 SxTxU を
御支援下さってる皆様へ
此度は、誠に申し訳ございません。
御支援下さってる皆様の中には、違和感を覚える方もいらっしゃる事と存じますので
此度の作業時に於ける朝昼食代等につきましては、お預かりしている支援金からは
使用いたしませんので、何卒
平にご容赦下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
至らぬ処ばかりで誠に申し訳ございませんが、来月からまた宜しくお願い申し上げます。
それでは最後になりますが、26日
気仙沼で行われるイベントの告知です。
HOT BLOOD NIGHT vol.12 と
題しまして、我らが J.D. が
震災後
初となる屋内でのライブイベントを、開催する事となりました。
ボクたち自身も震災後
野外でのLIVEは演らせてもらった事があったのですが
ハコで演らせて頂くのは、3年ぶり以上となりますので感慨深いものがあります。
更には
J.D.
のご厚意で、イベントの収益から翌日の朝昼食代等を用意してくれるという
男前なイベントでございますから、お時間のある皆々様は是非
遊びいらしてくださいませ。
ボクたち以外は皆、地元のヤングやおんちゃんたちでございますから
震災から立ち上がった人間の熱を是非、肌で感じてやって下さいまし!