皆様、随分とご無沙汰しております。
ムダに忙しい日々に膝を抱える46才、みずがめ座でございます。
多くの皆様からお祝いを戴いております、新店舗なのですが
多忙な日常に追われ、まったく片付く気配がございません。
作業をお待ち頂いている皆様、今暫くご容赦くださいませ。
三度
ショベルさんに代打をお願いしようかと思ったのでございますが
わりと本気で 『
泣かすゾ !? 』
と、叱りつけられましたもので
此度、久し振りに皆様の前に参上した次第でございます。
言い訳がましくて
誠に申し訳ございませんが、私の不徳の致す処でムダに忙しいが故
此度のご報告は、駆け足 &
薄い内容でもご愛嬌という事で宜しくお願い申し上げます。
29日 この日 作業させて頂いたのは、約1年ぶりとなる
大谷海岸でございます。
後ろに見える建物のテラスでは、この日 結婚式が執り行われておりました。
もちろん こちらの建物も被災し、1年以上
営業も再開されておりませんでしたが
こうして 新たな門出を祝える日がやって来た事を、SxTxU 一同 嬉しく思います。
また8月には、以前
作業させて頂いた日門海岸にて
海水浴を愉しむ親子連れのお姿が見られ
此度もこうして、海に入っている人の姿が見れたことは喜びも一入、感慨深いものがございます。
此度も、そんなステキな写真を撮ってくれるのは・・・
可愛い路線にキャラ換え希望の、ナンシーとぉ・・・
忙しい中、不肖 私めの代打をやってくださっていた
ショベルさんでございます。
それでは改めまして、9月29日の作業のご報告です。
海岸線にはまだまだこのような、生活用品等も散乱しておりますし・・・
大型家電の部品や、タイヤ等の自動車部品・・・
そして、このような大きな流木等も打ち上げられておりました。
やはり1年ぶりともなりますと、こんなに打ち上げられたりしているんですねぃ・・・
ミンナが拾い集めてきてくれたものは、それぞれプラスチックやガラス、燃えるもの等と選別し
更に大きな流木や建材等は、ゴミ袋に入るサイズまで細かく切ってまいります。
チナミにこちら 手ノコで切ってくれていますのは、今回が初参加
近藤サンでございます。
そんな木片をキクちゃんの隣で袋詰めしてくれているのは、こちらも初参加の妃伽ちゃん!
『 いつも参加してる誰かさんの、愛娘なんだよぉーっ ♪
』
『どなたか存じませんが、お父サマと呼ばせてください!』
『 ボンぢゅーる、カマワないよぉー ♪
』
あんなフランスかぶれの
ロマネコンティーノ・・・
わたしの お父さんなんかぢゃないよ・・・
(ノω・、)グスン
そぉなんです、本当のお父さんはこちらのハリキリボーイ 【 オサムちゃん 】 で、ございました!
よかったねぃ、あんなロマネコンティーノぢゃなくて
!!
妃伽ちゃんのパパは、いつも人一倍頑張ってるステキなパパなのよぉーっ
!!!
ここで、此度はなぜこのように木片をゴミ袋に詰めているかと申しますと・・・
もう
震災ガレキ として、行政が引き取ってくれなくなっちゃったんですねぃ。
海の底にはまだまだ
震災ガレキ
と呼ばれるモノが、たくさん沈んでいて
大潮になる度こんなにも、海岸に打ち上げられるという現実があるのに・・・
まぁまぁ、足りないオツムでいくら考えても仕方ありません。
『指定のゴミ袋を買って、それに入れれば引き取る』
と
言うならば、そうするしかないのがボクたちの現実なのです。
ということで、ヤロメラは穴を掘る!
ただひたすらに、ヤロメラは穴を掘る !!
もちろん、ヤロメラぢゃないオトナだって穴を掘る !!!
そしてその穴に、葦などのすぐに土に還りそうな植物を埋めてくださいとの事でした。
そぉいえばミンナが頑張っている中、アノ男の姿が見当たりませんねぃ・・・
最近では自らを、【王様】
と宣うアノ男・・・
ドコに御座すのかと、捜してみますとぉ・・・
アラアラ
猪八戒クンみたいなのを持って、スラッガー気分にヒタヒタ浸っておりますよぉ・・・
あぁーっと、作業中にも拘わらず 振り出したぁーっ
!?
ゴロン・・・
エヘっ、転んぢゃった・・・
ネェネェ、転んぢゃった・・・
転んぢゃったんだってば
!?
おぉ、神よ・・・
フルシカトしてしまったボクを、お赦しください。
とは云いましても、この時点でボクは本当に
この状況に気付いていなかったんです。
後からこの画像を確認して、スっ転んでた事も
野球気分だった事も知ったんですよ。
『
夢中んなって作業してると、周りがナニやってるかなんて気付かない事の方が多いっスよねぇ!』
胸のネームプレート? に書いてあるカタカナがチョット気になりますけど
サスガ、ボクの現相棒
!!
イイ事云いますねぃ・・・王様には無いニガ味ばしったイブし銀な作業っぷりを、早速見てみませう。
おっとぉー
右手には真っ黒なブイ、そしてその鋭い双眸には 重そうな鉄板を捉えておりまぁーす !!
すかさずぅ、その鉄板に手を伸ばしぃぃー ・・・ って、 アレ
!? もしかして悩んぢゃってる感じぃ?
そんでぇーっ?
まさかのぉーっ
!?
素通りです。
ハァーっ、タメ息しか出てこねぇ・・・
この二人、野放しにしてちゃダメだね
!!
という事でぇ、ムリヤリ大木班に混ぜ込むことに!
ミンナ 歯を喰いしばって、担いでおりますねぃ・・・
然しながら なぜかこの王様だけは 担いでいない感が、否めない のは ボクだけでせうか?
それでも傍に置いとけば
あからさまにサボれないだろうと、気を取り直して2本目に!
なんとなく王様がモタれ掛ってるから、ボクのトコが重いのかと思っていたのですがぁ・・・
実はホント 笑っちゃうぐらい、コヤツってば重かったんですねぃ。
海水を吸っているという事もありますが、5mに1回ぐらい休まないと運べないほどの重さでした。
こんな時チョットだけ 撮影班が羨ましいなぁー
なんて思った、不埒なロコモーションでございます・・・
そんなモヤモヤしたナニかに苛まれながらも、ヤロメラは次の大木へと元気に向かって行きます。
1年ぶりということもあり、此度の大谷海岸には
こんなサイズのがゴロゴロしておりました。
マンキチは、腰が砕ける2秒前みたいな顔んなっちゃってますしぃ・・・
トオルちゃんなんか 口が半開きで、魂が抜けかかっちゃってますねぃ。
ですから休憩の度に、フヒィーみないな感じになったりぃ・・・
プラトーンみたいに、なっちゃうわけです。
それでもヤロメラは、また笑顔で運び始めるのでございました!
そんな折、シンゴくんが海を指差し ナニか叫んでおります。
カレが指差した処へ、行ってみますとぉ・・・
昨夜 産卵に来ていたのでしょうか、そこにはアカウミガメの姿が・・・
無事産卵できたのかどうかすら判りませんが、ずいぶんと衰弱した様子でした
せめて子孫を残す事ができた後であればいいのですが、どうやら彼女には
自らの力で海へと帰る体力も残っていなかったようで、ボクらには鼻先を
そっと海に向け、行方を見守ってやる事ぐらいしかできませんでした。
まだ11歳の小さな胸に、この光景はどんな影をおとしたのでしょうね・・・
この日、時折射す陽に照らされ・・・
大谷の海が・・・
どこまでも、どこまでも碧かったのが・・・
とても、印象的でした。
さて
この日、ボクたちの食事を作ってくれたのはこちらのミナさん!
特に、こちらの恵美サンとぉ・・・
亜希歩サンが、頑張ってくれました!
『 ねぇ、わたしは ?(` ´ ╬ )
』
えぇ、えぇ、頑張っていたと思われます・・・
なんだか、ヒドくご機嫌ナナメでございますねぃ・・・
カラまれる前に、とっとと午後のご報告へとまいりませう。
ここで
ここまでお付き合い頂いた皆様も、長々としたご報告で
飽き飽きしてきた頃だと存じますので、午後のご報告からは
多少
今までとは違った口調で、ご紹介する事に致します。
いえいえ、決してボク自身が飽きてきたわけではございません。
午後の一発目は、この流木だった・・・
午前中には、こんな流木なんか無かったはずだ・・・
昼食を摂ってる間に、打ち上げられたのだろうか・・・
とりあえずボクたちは、夢中で引っ張ってみたり・・・
押してみたりしたのだけれど、流木はビクともしなかったんだ。
たっぷり海水を吸った流木は、はるか想像を超えるほどに重い・・・
『 キッチリ押してんのか、テメェ?
』
思うように進めぬ苛立ちは・・・
その矛先を、弱者へと向け・・・
容赦ない罵声へと姿を変えた。
そんな理不尽な八つ当たりを繰り返しながら、それでもボクたちは一心不乱に前へと進んだ。
しかし俯いたボクたちの目に、ゴールは映らない・・・
先の見えない道程は、弱者に服従を放棄させ・・・
いとも容易く、強者の心を折る・・・
そして、再びのプラトーン。
あぁ
こんな時、王様に八つ当たりしてぇ・・・
王様はドコにいるんだ・・・?
アレ?
なんかとても軽そうなのを、拾い集めてる・・・
周りのミンナが・・・
こんなにも・・・
一生懸命・・・
頑張っているというのに・・・
更には、こんな事して歩いたぐらいにしてぇ・・・
青少年の育成に、多大なる悪影響を及ぼしておりました。
とまぁ、もう普通にお話しさせて頂いてもよろしいでしょうか?
とにかく王様は王様だったとだけ、お伝えしたかったのでございます。
もちろん王様以外のミンナは・・・
午後もこのような場所を、掘っくり返し・・・
こんな大きな木を、掘り出しぃ・・・
力を合わせて、運び出したりしておりました。
ある者は、黙々と木を担ぎ・・・
またある者は、運び込まれた流木を黙々と刻む。
そしてまたある者は、黙々と走る・・・ えっ、走る?
最後チョット、訳解らないのが走っておりましたが・・・
それでもミンナ最後まで、始終笑顔を絶やさず・・・
作業をしてくれておりました!
此度の作業に参加してくれた皆様、本当にありがとうございました。
そして
ここまで長々とお付き合い下さった皆様、誠に
ありがとうございました。
暫く皆様との間が空いてしまいましたが、これに懲りず今後とも宜しくお願い申し上げます。
ここまでバタバタと書き上げましたもので、誤字・脱字、不適切な表現等がございましても
此度は皆様の海より深い御心で、何卒ご容赦下さいますよう
併せてお願い申し上げます。
最後になりますが、ショベルさんが撮ってくれた動画がございますので
此度はその動画を以って、皆様とのお別れとさせて頂きたいと思います。
音声が入っていないのが、とても残念なのではございますが
誰よりも声を出し、『
危ないから、気をつけて !! 』 と、周囲に
注意を喚起していた男 【 M
】の身体に、襲いかかった悲劇!
それでは皆様、その奇跡の瞬間を克明に捉えた
ドキュメンタリー映像を、篤と ご覧くださいまし
!!
題しまして、【 Mの悲劇 2013 】
その後、あんな太い枝をへし折るほどの衝撃を受けたにも拘わらず
何事も無かったかのように、また笑顔で作業を続けた
漢【 M
】の
強靭なる肉体と精神力には、ほとほと感服した次第でございます。
マブイぜ、マンゾー
!!