2011年4月4日月曜日

4.2ファントム部隊インザ気仙沼


気仙沼がおれたち部隊を待っている。。。

いくぜ東北道。


今回のNFK部隊

1.なぼすけ隊長
2.マックス団員
3.おれごとき


今回のミッション

気仙沼一体での救援活動





おれたちがまず向かったさきは、仙台CITY。


行ってきたのが



河北新報。ここである方と待ち合わせそして合流。


団長、紹介しますぜ。この方は、、、


「ほら!もとやん!カンパやるよ!」

あざっす!!!あざっす!!!!

封筒をみてみると、共同通信社の封筒。。。








さて、おれの先輩方が気仙沼で待っておられる。


いそがねば!!!



朝起きると、ぶっw、物資がこんなに来てたんすな。やべえ。さすがっす!
みなさんの協力があってこそのおれたち実行部隊なんだな、って身にしみます。


新潟からシモンがローリー乗ってきた!


朝の5時には起きだして、みんなで朝食作って、6時にはすでに全開で積み込み作業中。


ダッチくん、おはようw。きのうはおつかれw。
つーか愛知からはるばる気仙沼までまぢおつかれ!!!
きょうはよろしく!!!


英さんもおられるっすなw。ごぶさたしてやす! 



 こんなおれごときは今回は撮影野郎でございます。
みなはんの邪魔にならんようにだけ気をつけながら動きます。


「はー!いそがしいそがし!」なぼすけもハッピーターンを運んでる!


渋谷の番長がおむつを運んでるレアショット!
こーゆー姿を見せられると下のモンもがんがるってやつです。


こどもも自分のできることを一生懸命やってみんなの手伝いをしております。えらい。


「おい、おまえ。ちょっとこい。」

は、はい。。。


「なんだこの入れ方は?」

あ、これは、、、


「てめえ、喧嘩うってんのか?仕分けするヒトの身になってみろって
何回も言ってるだろ!!!!!」

す、すいやせん。。。




サポートブログにでも物資の提供のやり方を事細かく詳しく書いてあるし、
テレビでも何度となく情報を流しているのに、
まだこーゆー物資の送り方をしてこられるヒトがおります。

「分別しろバカ!パンツ3枚だけとかいれんな意味がわかんねえ!」

ほかに、使い切ったぬいぐるみ、底が磨り減ったクツ、カーラーw、など。

せっかくの善意がただの迷惑になってしまうので、物資の協力をしてくださる方々、
お願いします、もう一度自分の詰めた荷物をごらんになって、
本当にこれでいいのか、本当にこれでもらったヒトは喜ぶか、
仕分け搬入してくれるヒトに迷惑はかからないのか、

再確認してから送ってくださるよう、おれごときからお願い申し上げます。
これからよろしくお願いします。


実際に仕分けをしてる人たちを見てましたが、たしかに大変そうでした。。。



成田さんと岸さんツートップ会談。

岸さん、今回初気仙沼入りを果たされたわけですが、やる気がみなぎっておられました!
こっちもパワーもらうっす!!!


「シモンくん、本当にありがとう!!!」

新潟CORE CREWのシモンと気仙沼ローカルたくやくん。


シモンが持ってきた4000リットルのガソリンを小分けにする。

みんな手作業。シモンがどうやってこのガソリンを入手してきたのかの苦労話は
ぜひあいつから直接聞いていただきたいw。ハンパネエよモンシー!!!

これらの燃料はシモンのものすごい苦労と、みんなの善意でようやく気仙沼に届きました!!!
やべえ。泣けてくる!


そんなシモンが持ってきたローリーを激写するこの方は一体、、、



それは、



共同通信社の原田コウジ氏通称こ~さん。

おれのマイミクさんであり、おれの長年憧れのカメラマン。

カレがまだ横浜ケンタウロスのメンバーのときから存在は知っておりまして、
そのカレが撮った一枚の写真がおれの中でものすごく神みたいな存在の一枚で、
アフガンの首都カブール陥落のときの連合軍が戦車乗ってわーわーわー、という
説明は長くなるのでやめときますが、
おれの憧れの中の憧れの戦争カメラマン、報道カメラマンの方なのであります。
今回こ~さんから我々ファントム部隊の取材がしたいと申し出がございまして、
仙台からおれら部隊と合流して取材されることになったのでした。

感無量。。。ついにお会いできて、しかもいっしょに撮影できるという、、、なんというおれの幸運。。。




積み込みもだいたい終わってきて、出発の目途が立ってきた。

あとは朝食の支度して、出撃体制を整えてまいりましょうか!!!


というときに、


「もとやんさんw、電話鳴ってましたよw。リップジンジャーからでしたwwww。」

時間を見ると6時41分。なんだこいつ。
みんなクソ忙しく荷物積み込んでるのに。KYなやつだな。
しかもしつけえw。きのうの夜も仙台についてこ~さんと合流して走りだしたとたんこいつから
電話が鳴ったな。しかも掛井さんから電話がかかってきた瞬間w。なんなんだw。
おれの邪魔をしたいのか?w

こんなアフォをかまってるヒマなんぞあるわけもなく、
みんながせっせっせっせと物資を各車両に積み込んでる姿を

おれは記録係。

すぐにみんなと打ち解けて、いろいろ話すこ~さん。
この溶け込みの速さはジャーナリストならでわなんでしょうか?!
つーかこのヒトのヒトガラだとヒトに拒否されるようなことはあまりないのでしょう。
カレのすさまじい経験談やカレの経験から社会情勢の話とか、
ほんと重い。軽く話しておられるんですが、言葉はとても重い。
それをみんなで聞き入る。

つーか右に写ってるのはバックドロップのあいだ先輩!
アメリカ強制送還されたそうで!おひさしぶりっす!!!


そして、




愛知のおれの友達連合、DDのムネくんとはっちゃんw。ういーすwww。
あがるぜ~~~~!!!!きょうはよろしく!!!

つーかはっちゃん、なんで懲役5年喰らったの?www

「○○○○でですwww。」

wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
おれたちドンビキwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

いつもムネくんにかわいがられてるはっちゃんなのでしたw。

彼らがいると心強い。守ってくれる感がハンパジャナイ。
絶対に敵にしたくないwwwww。
そして彼らを敵に回そうとしてるバカがリップジンジャー一味wwwwwww。


「はい、集合。」

成田さんのこの一声で、いままでガツガツ仕分け搬入してた連中が静かに集合。
まさに鶴の一声。やべえ、まぢカッケー成田先輩。
そして、今回の任務の内容を話す。この統率力。ハンパではない。
仙台の不良で成田さんの名前を知らないやつはいない。
日本で悪いバイク乗ってる連中で成田さんの名前を知らないやつらはいない。
そういうヒト成田さん。そして今回のファントム部隊のまとめ役であります。
カレだからおれも動く、っていう人たちがファントム部隊。



そんなファントム部隊に喧嘩売ってきてんのが、リップジンジャーとかいうクソガキたち


掛井センパイにガソリンをいただく。ありがとうございました!!!

あ、義援金お渡しするタイミングを逃した。みなはん申し訳ないっす。

この先輩たちも、お金もらうのをこばむ、まるで気仙沼の方たちみたいなヒトなんです。

「いいよ、いいよ!こんぐらいおれたちでもつから!」って。

でも、義援金をおれに渡してくださる方たちは、
お金が物資に変わるのを見たがられるので、
これからはちゃんとお渡ししますので受け取ってください。

みなはんのためにも。


今回は6部隊に分かれて任務を遂行していく。

愛知DEADLY DRIVE、56SYNDICATEそしてNFKは合同部隊で第一班。
本吉地区担当でございます。

案内人は今回もたくやくん。いつもお世話になります。
そのたくやくん曰く、

「きょう行くところも、、、悲惨ですよ。。。」



さて、身を引き締めていきましょう!!!


被災者たちに救援の手を!!!




まず最初の避難所に出向く。(施設の名称を忘れた。。。やっちまった。。。)



こどもが多い!飴ちゃんをさっそく配る。


「2ヶ月の赤ちゃんが家族にいます。。。」

「じゃ、おむつのサイズはSだね。」となぼた。


MAXNFK赤ちゃん担当大臣。

おれたち、ここで初めての失敗をした。。。

「キミたち家族何人?何個ぐらいパン持ってく?」となぼたが聞くと、

「6人家族!でもまだ4人しかいないの。。。」


励ますつもりが、逆につらい事を思い出させちゃったのかなおれたち。。。

これからもうちょっと言葉に気をつけよう。そうしよう。。。
とココロに誓ったNFKでした。


今回セブンイレブンのパンを180コ仕入れてきたんだけど、すごい喜ばれる!
なおが「しょっぱいパンが喜ばれるのよw。」って言ってたの、本当だ!
すごい!


こどもにもおとなにも喜ばれる飴ちゃんw。
これはもはや言うことない救援物資お約束アイテムですな!!!

みなはん、あげるときは両手にいっぱいあげて、さらに両方のポッケにも詰めてきますw。




次に向かったさきは孤立した避難所老人ホーム。
ここは、物資がほとんど来てなかったなあ。。。かわいそうに。。。
ここで望まれる物資は水と食料がほとんど。赤ちゃんやこどもはいないそうなので
赤ちゃん担当NFKの出番は、ない。
DDと56でガンガン荷物を降ろす!のを撮るおれ!w

要求された物資をとことん下ろすファントム部隊。
そして長居はせず、さっさと次の避難所へむけて走りだす。



途中瓦礫の町を抜けていくんだが、
この悲惨な光景を目の前でみて言葉をなくすDDと56。

立ちすくむお二方。



猛スピードですれ違う緊急車両たち。

そう、ここは気仙沼。渋谷じゃない。


途中に寄った避難所はマスコミも大量にいて、
自衛隊も入ってきてて物資は山ほどある感じ。
そして、この避難所から移動してべつに住居をゲットした方たち約1000名の被災者の方たちが
きょう引越しということで、ものすごい数のテレビカメラが来てました。
そこの駐車場で幼いオンナノコたちを見つけた団長はすかさず飴ちゃんを配る。

おれ思ったんだけど、ちっちゃいこには派手目なお洋服着せてあげるのが安全でいいっすね。
目立つのがいいと思った。悪いやつらにも目がつけられそうだから、よしあしなのかなー。。。
子供の安全を考えるいい機会でした。

「あひー。ちかれた~。」とたいして物資下ろすのを手伝ってもないくせに、
しかも運転はなぼちゃんに任せており、被害を受けていないのどかな東北の田園光景の中の
ぽかぽかした日差しの中で寝落ちしそうになった瞬間のセルフポートレイトを撮ったら、これかよ!ひどいなおれ!


さらに我々は進む。孤立した避難所へむけて。
そこに助けを求めるヒトたちがいるから。


つぎに向かったさきはある老人ホーム。たしか。
ここもまだ水がきていない。

水が来ていないイコール、シャンプーとかつかえない。
ってことはシャンプーやボディソープはここでは意味のない救援物資ということになる。
シャンプーをあげてもありがた迷惑になる。
でも、水が通れば使えますがね。

そして、そんなこの避難所でとてもよろこばれたのは、
水が必要じゃないシャンプー!それをうちの部隊では大量に持ってきていたのでした!
すげえ!!!



4トンの中からおれのセンパイ連中とDDでガンガン下ろす。
それを職人さんが台車でガンガン運ぶ。このチームワーク。見ていてとてもたのもしい。

男たちがそうやってがんがんおろしているあいだ、
おれたちNFK部隊は、「細かい支援をしよう」スタイルというものをなぼたが発案しておったので、
それの動きを記録していて見たものは、



チルミルをおねえさんに大量に配る。

「チルミルに水を足すと牛乳と同じになるし、しかも牛乳より栄養価が高い。そして、おいしいw。」
byなぼすけ隊長

それを知っていたので、なおは大量に今回チルミルをみなさんからの義援金で購入さしていただいておりました。

すげえよなぼた!

これなら小さいお子さんから職員さんまで、みんなに喜ばれるし、栄養がまかなえる。
みんなの健康を考えた物資でした。みなさん参考にしてみてください。


そしてつぎにNFK部隊からの支援物資は、長靴とうわばき。
これも職員さん「とても助かります!!!わー!!!うれしい!!!!長靴って!!!!!それにうわばきなんて!!!!」

こういったピンポイントなマニアックな物資というのは、あまり支給されてない感がありますね。
かゆいところに手を届かせるなぼた流ママサンチョイスというのは、
成田さんの経験談などと合わせて物資をゲットするときは
最強だということを目の当たりにしました。
これは絶対東北は復興する。

その後は避難所である歌津中学校、ここは以前にも行ったことがある、
そこに行ってまた物資の配給。

それから我々は気仙沼の港のわきにクルマをとめ鹿折地区まで瓦礫の中を歩くことに。

そこで見た光景はあとでNO FUTURE TOKYOのほうにまとめてうpさしていただきますので
しばしお待ちを。

で、この時点ではもう3時。最初にファントム部隊全員が集結したコミュニティセンターに集合、
そして解散の流れになる予定なのですが、



われわれはまだ行かねばならない支給先があるのです。
これはNFKきってのわがまま支給なのですが、第一部隊みんなで付き合ってもらいました。

気仙沼字西中才地区のご家庭、K原さん家。
このお宅には以前も訪問さしていただいたことがあるのですが、
まだ小さい赤ちゃんと、おにいちゃんがおります。

おれたちのクルマをお宅の敷地へバックしていれておると
このうちのおにいちゃん、りょうくんが、「おかあさん!また来たよ!あの人たち!」
あ、覚えててくれてるw。



おむつやミルクをNFKのバンから大量に手渡す。
あとは文房具やしゃぼんだまもたくさん。
もうすぐ新学期だからね!でも、まだ先かな?でもお友達みんなにあげるんだよ!
うわばきもたくさん置いてく。

「水はでるようになったんですが、まだ飲んではダメって市のほうから言われてるんです。。。」

おし、団長、大量に水をお渡しするのだ!とここでまた威張るおれ。

へい!わかりゃした!!!と団長。

赤ちゃんがいるから水はたくさん使うんだよね。

戦士たちの休息。彼らの任務はあとはコミュニティセンターに帰って解散するだけ!
そんな彼らにNFKからパンを支給。
NYCからきたフリーライターのエリック、「こういった気持ちがとてもありがたい!」
とソーセージパンを手に感激した様子をみせた。

そんなエリックからの提案でK原家の方たちとおれたちで集合写真を撮ることに。

はい、チーズ!!!

早朝から動きまくり、任務を終えた瞬間の仲間たち、
菓子パンを両手にたくさんもらって喜んでる、しゃぼんだまももらったし、ノートももらって
うれしいこどもたち。
おかあさんは、申し訳ないような表情を浮かべながら、でもとても感謝してくださってる。
赤ちゃんをおんぶしているおばあちゃんは、じぶんの家族を守る意気込みが感じられる強い女性の表情。。。
これが、被災者と支援者の集合写真。よく見て、感じてください。



おれはサポートザアンダーグラウンドのなかまたちを本当に誇りに思います!
今回ともに活動をしてくれたみなさん、まぢおつかれさまでした!!!
そして被災者のみなさん、ともにがんばっていきましょう!!!
早い復興を目指しておれたちも精一杯がんばってこれからも引き続き支援に伺いたいと思っております!

成田さん、統率ありがとうございました!


きょうもよい一日を!